DEATH FROM ABOVE 1983

陰鬱音楽集
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CONRAD SCHNITZLER 「blau」
conradschnitzler3

★★★

色シリーズ第3弾作品。シリーズ中最も高い評価を得ている一枚である。なるほど、確かにここで聴ける水晶のように透き通った音は、多くのリスナーを惹き付けるに十分な魅力を持っている。最高傑作と評されるのも納得できる。

収録曲は2曲(ボーナストラック除く)。相変わらず1曲1曲が長く、それぞれ20分程度ある。1曲目は、シュニッツラーにしては落ち着いた雰囲気を持った曲。彼方からうっすらと響く冷たいメロディに、跳ね回る細胞のようなリズムがまとわりつく。クラスターに通じるユーモラスな感触も随所に見受けられるものの、やはり音の背後には得体の知れない不気味さが透けて見える。2曲目は、弾ける水飛沫を連想させるリズムが印象的な曲。1曲の中での曲調の変化が激しく、何度聴いても飽きが来ない。70年代にしてこの革新性は、今更ながら凄まじいの一言だ。

「黒」「赤」以上に耳馴染みがよく、それでいて驚くべき革新性・実験性を持った本作は、名実ともにシュニッツラーの極点といえる作品である。音響系に多少なりとも興味があるのであれば、一度聴いてみることをお薦めしたい。
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